どうも、たまけん(@CEOsamohan)です。
今回は「苫米地式オールライフコーチングプログラムの内容と感想を１記事にまとめてみました」といったタイトルでお送りします。
このブログではこれまで、苫米地氏好きの方に”はみラジ“の存在を知ってもらうために、本の要約やらDVDの紹介などをしてきましたが、今回はオーディオ教材(CD)のそれでございます。
これまで、紹介するモノによっては、恐縮ながら微妙に内容に茶々入れたりすることもありましたが、結論、今回のオールライフコーチングプログラムは、普通にめっちゃいいですw
実際、苫米地氏にどハマりしてた頃は、オールライフコーチングプログラムを聴き倒しておりました。
というわけで、そんなオーディオ教材の内容に触れつつも、はみラジらしい切り口から、
・人生のゴールや信念のようなものを無理やり言語化することのトラップ
・自ら人生を矮小で退屈なものにしてしまう受験生マインドならぬ模範囚マインド
・情報発信ビジネスにおけるゲシュタルト構築能力やシナリオ構築能力
といった話をしていこうと思いますので、
「別にオールライフコーチングプログラムに興味ないねんけど…！」
そんな方も楽しめる記事になっておりますよと。
そんなわけで、早速いきましょう！
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オールライフコーチングプログラムの内容の大前提
内部表現書き換えの技術というのは、自己啓発やコーチング系の本や動画に多少馴染みがある方であれば、誰でも知ってるくらいには有名になりました。
その代表的なものが“アファメーション“ですよね。
苫米地氏も、ルー・タイスというアメリカではコーチングの祖と名高い(らしい)方のTPIEプログラムを日本に広める活動の一環として、アファメーションに関する本を沢山出版しておられます。
が、実はこのアファメーションというのは、あくまでアメリカ的な価値観を背景として生まれたものなので、日本的あるいは東洋的な価値観と合致するかは微妙なところだったりします。
例えば、一般的に知られるアファメーションは、言語によるアプローチが基本となります。
この前提には、
「世界は言葉で出来ている」
「はじめに言葉ありき」
といった、西洋的、キリスト教的な世界観が前提にあるわけです。
これは言い方を変えれば、言語の抽象度以上からのアプローチはできない、少なくとも不向き、ということでもあります。
もっと言えば、西洋的なコーチングを実践すればするほど、人生が言葉によって縛られてしまう、というどでかい危険性が存在するとも言えるわけです。
簡単な話が、
「自分は何者であるか？どうありたいか？将来のゴールは？信念は？」
なんてものは本来、言語よりも遥かに抽象度の高い概念として存在しているはず。
純粋な感覚としては、
「そんなん言葉で説明しろ言われても無理やろwww」
であるはずです。自分の内側にあるものであって、別に誰かに説明するようなものですらないし、ましてや誰かに与えられるようなものでも決してない。
そんな非言語的、感覚的な概念を、わざわざ言語レベルまで具体に降ろし、自分の内側の純粋的感覚を言語的に捉えようとしてしまえばしまうほど、どんどん”それそのもの”では無くなっていく。
つまり、本来自分が感覚的に持っていた純粋な信念やゴールを見失うリスクを孕んでいるのです。
めちゃめちゃ雑に言えば、
「俺のゴールとか信念を、言葉で説明なんてできるわけないやろww」
という大切な感覚を失ってしまったことによって、
「自分のやりたいことが見つからない」
「将来どうなりたいかが分からない」
「自分に強みや優位性を言葉で言い表せない」
と悩まされる羽目になり、
「こんな将来の夢はいかがですか？」
「今はこういう生き方がカッコいいですよ！」
「最近はこんな働き方が流行ってますよ！」
といったパッケージ化された生き方・働き方・ライフスタイルに踊らされ、マーケティングを仕掛けられ、人の価値観を植え付けられ、他人と執拗に比較させられ、資本主義の精神的な奴隷へと堕ちていく。
夢や目標を人から与えてもらわないと何もできない人間になっていく。
普通に考えて、そんな哀れな人生はないだろうと、人生を棒に振るのもいい加減にしろと、思うわけですけども、
わがはい自身、がっつりこのトラップに何年も沼らせて頂いたわけでありまして、そうなってしまう人の気持ちも痛いほど狂おしいほどよく分かってしまうのですwww
そんなリスクを大いに孕んだ西洋的なコーチングシステムから脱却させてくれるのが、オールライフコーチングプログラムであると。
苫米地式コーチングでは、言語・非言語の両方向からアプローチをします。
・SNSで他人のライフスタイルを見てダメージを負いがち
・就活や転職資格市場のマーケティングに踊らされがち
・情報発信ビジネスや恋愛ナンパ活動のマウントの取り合いに疲れがち
といった風に、気を抜くとついつい他人軸に引っ張られてしまいがちな方にとっては、自分の人生設計の”抽象度”のようなものをステージごと引き上げてくれるような効果・機能がある、ということですね。
▶︎苫米地英人が語る「抽象度を上げる」を世界一分かりやすく解説するやつ
(別記事が別タブで開きます)
オールライフコーチングプログラムの効果を抽象的に
加えて、もう一つオールライフコーチングプログラムの素晴らしい特徴が、コーチングにおけるバランスホイールを重要視している点、です。
生真面目な日本人は特に”人生のゴール＝仕事のゴール“と捉えてしまいがちです。
本来は、
仕事、趣味、家族、人間関係、勉強、社会貢献、健康、ファイナンス
といった塩梅で、自分らしい豊かな人生を送るために欠かせない視点は沢山あるにも関わらず、です。
例えば、これは個人的にネットビジネスの業界において特に感じることなんですけども、
「最近調子どうなん？」
と聞くと、だいたいはビジネスのことを聞かれてると思い込んで、
「こないだ新しい企画ローンチしたんすけどナンボ売上あがって〜」
「今は割と水面下でシコシコ仕組み作ってるとこなんすけど〜」
「誰々さんと会う機会あったんすけどこういう話聞いてまじで刺激になって〜」
みたいな感じで「こいつらいつも仕事と金の話ばっかりかよ」みたいな人が多いわけです (これが恋愛ナンパ界隈ならば基本は女の話)。
コンサル生や生徒さんであれば、関係性上、全く違和感はないんですけども、仲良い人というか知り合いみたいな人でこういうノリの人がいると、
「そんなやらしい意味で話しかけたんちゃうのにw」
「はいはい、ほな友だちになられへんタイプやんかw」
となってしまうんですけども、分かってもらえますかね、この感覚www
別に、最近このゲームハマってて〜とか、この本おもろかったっすよ〜とか、彼女とめちゃめちゃ喧嘩して〜とか、そんな他愛もない話でいいというか、むしろそういう他愛もない話ができない人が多いというか、おもんない人多いというか。
で、これがまさに、はみラジで言うところの“模範囚マインド”なわけです。
模範囚マインドについては詳しく語った動画があるので、そちらをご覧いただきたいんですけども、
▶︎【サロン限定冒頭公開】いつか報われると信じて今はやりたいことを我慢する模範囚マインド
要するに、大人になってからも真面目な受験生みたいな生き方をしてる人が多すぎると。
特に偏差値高めの高校に通ってた人や、高めの大学志望してた人は、この傾向強めです。
ガチガチの受験生の頃ってまさに”人生＝受験”なわけなので、例えば息抜きで友だちや彼女と遊びに行ったりなんかしても、頭の片隅にずっと勉強のことがチラついてるし、
「周りの奴らは勉強してるのに、俺はこんなことしててええんかな…」
とボヤッとした罪悪感のせいで、目の前の遊びを爽やかに楽しむことすらできず、リフレッシュもできない。
そんな息の詰まった元気のない日々を過ごし、そのせいで結果的に勉強もたいして集中できず捗らず、点数も思ったように伸びず、志望校にも受からず、みたいなことになりがち。
まさに受験時代のわたくしでございますww
で、
これと同じことを、大人になってからもやってませんか？
と、これがまさに模範囚マインドです。
「年収1000万になるまではビジネス以外のことは全部捨てる！」
「めっちゃ可愛い好みの女子をゲットするまで真面目に女遊びやる！」
と、それで本当に目の前のことに集中できてて結果も伴ってるならいいですけども、受験時代の悲しきマインド習慣を引きずって、
「志望校に合格したら、絶対キャンパスライフ謳歌しまくるんや！」
と同じように、
「年収1000万になったら、恋愛とか趣味とか旅行とかやりまくるんや！」
と言いながら、誰に強制させられてるわけでもないのに、特に本番や締切がハードに設定されてるわけでもないのに、大人になっても1人で勝手におもんない受験生みたいな日々を送っている。
そして、それが根本原因となって、自分のパフォーマンスを下げてしまい、いつまで経っても目標を達成できないという有様。
そうやって、己の手で自分の人生を矮小で退屈なものにしてしまっている。
しかも、そういう状態の時ほど、
「あかん、何やってもうまいこといかへん。」
「もっと成長せな、もっと頑張らなあかん。」
と、人生や目標達成の答えを”外側”に探しに行こうとするもんだから、色んな情報に踊らされまくって、脳内は常にしっちゃかめっちゃか。
顔も暗い、呼吸も浅い、頭も動かん、覇気もない。
「ほな、何やってもあきませんやん。」
みたいなところまで堕ちると。
こうやって書くとめちゃめちゃ怖いですけど、人生に真摯であろうとするほど、それが裏目に出てほんまにこうなってしまったりするのですよ。
と、こういう話を聞いて、
「やばい、ワンチャン今そうなってる気する…」
と思われた方は、まずはバランスホイール的な概念を取り入れてみるのがおすすめです。
何も真面目であることや、1つのことを頑張ろうとする、それ自体が悪いわけでは全くありません。
それは紛れもなく、どう考えても、誰がなんと言おうと“強み”です。
でも時にそれが弱みとして現象化することがあるよねと、そうではなく最大限強みとして発揮していきたいよね、という話ですね。
オールライフコーチングプログラムの斜めからの感想
さて、ここまでは、
・人生のゴールや信念のようなものを無理やり言語化することのトラップ
・自ら人生を矮小で退屈なものにしてしまう受験生マインドならぬ模範囚マインド
といった、極めてはみラジ的な視点で語ってまいりましたが、ここではオールライフコーチングプログラムの内容に対する直接的な感想を書きたいと思います。
オールライフコーチングプログラムの特徴としては、仕事や趣味、恋愛、健康、お金、日々の過ごした方から世界あるいは人生全体に至るまで、ありとあらゆるテーマで苫米地氏がそれぞれのゲシュタルトを一つひとつ平均して4〜50分程度かけて分かりやすく掘り下げて語ってくれてるところです。
- 自分の存在・使命・役割 約35分16秒
- 成功者のマインド 約35分38秒
- 夢実現・幸せな生き方・人生 約31分32秒
- お金・経済的自由 約59分03秒
- モチベーション 約41分49秒
- 仕事・グローバルキャリア 約51分25秒
- 会社経営・組織・マネジメント 約35分34秒
- 真のリーダー 約40分12秒
- パーソナルブランディング 約38分11秒
- カリスマ性・魅力・カッコよさ 約43分06秒
- スキル・知識習得・情報収集力 約45分19秒
- 新しい挑戦・アイデア 約53分09秒
- 毎日の過ごし方(日々の送り方) 約42分34秒
- 家族・友人・人間関係 約29分18秒
- 心の不安・悩み 約52分14秒
- 恋愛・結婚・子育て・教育 約59分17秒
- 趣味・遊び 約41分33秒
- 若さ・健康 約32分49秒
- 宇宙・地球・世界全体 約40分41秒
- 未来 約70分37秒
- 全体まとめ 約69分49秒
と、こんな感じ。
オールライフコーチングプログラムを聞き倒してたのはもう9年以上前ですが、当時は恥ずかしながら上に書いたようなトラップに嵌り倒してたわけでありまして、だからこそ、この教材を知った時は、
「うわー！全ジャンルのべっちー(苫米地氏)のパラダイムゲットできるやん！！」
と興奮したのを覚えておりますww
あとは、個人的に当時大ダメージを負ったのが、
「これ、明らかに事前に準備せずに語ってるよね？」
という点。
「それの何が大ダメージやねんw」
と思われるかもしれませんが、当時から情報発信ビジネスをしていた自分にとっては、苫米地氏のコンテンツ力に驚愕させられたわけですw
どういうことかというと、実際に音声を聞いてもらえれば分かると思うんですが、おそらく苫米地氏は当日になって秘書に、
「今日はこういった教材をいついつにリリースする予定でして、何時からその音声収録があります。」
と伝えられて、
「はーい」
と一言答えて現場に赴き、フォレスト出版のプロデューサーやら編集者に、
「具体的にはこういったテーマで、苫米地さん独自の視点で、一つひとつ語っていただきたいと考えておりまして。」
みたいなこと言われて、それに対しても、
「はーい」
と一言答えて、すぐさま、
「じゃ、収録始めましょうか。」
といった塩梅で、すぐに収録開始して一気に録り終えた、みたいな雰囲気をぷんぷん感じたのですww
そのくせ、中身はしっかり濃ゆい。
全テーマそれぞれがしっかり一つのゲシュタルトになってるし、話のシナリオや構成もめっちゃうまいし、一つひとつがこれまた教材全体の一つの抽象的なメッセージに繋がってるようなストーリー性もあると。
なので、これを聴いた時は、一ファンとして勉強になったのと同時に、情報発信ビジネスを仕事にしてる同業者として、
「そんなんできひんやん普通。。。」
と、彼のアウトプット力、コンテンツ力に圧倒され、
「これと同じような教材作れって言われて、自分やったらどれくらい準備して、どれくらいの時間かかるんやろう。。。」
と想像した時に、めちゃめちゃ悲しい気持ちになった、というわけです。
どこにショック受けてんねん、って話ですねww
情報発信ビジネスにおいては、ゲシュタルト構築能力やシナリオ構築能力というのは、本質的にえげつない重要なわけで、
成果出るのが早い人遅い人だったり、効率よく稼げてる人そうでない人、の本質的な能力差というのはここにあると思ってる派なので、
そういった視点でオールライフコーチングプログラムに触れてみるのも一つ、かもしれませんww
情報発信ビジネスについて、抽象度高めの視点からもっと詳しく学んでみたいという方は、わがはいの無料メルマガ講座をどうぞ。
まとめ
というわけで「苫米地式オールライフコーチングプログラムの内容と感想を１記事にまとめてみました」というタイトルでお送りしてきました。
オールライフコーチングプログラムの内容をレビューすると見せかけて、教材あるいは苫米地氏に興味がない人にとっても、何かしらの学びや気づきがあるような書き方を心がけてみました。
こういった記事、特に今回話した“模範囚マインド”のようなパラダイムが刺さった、という方には、はみラジのオンサインサロンのコンテンツも見てみてください。
入会後すぐに数十時間分の激濃ゆコンテンツが一気見できる仕様となっておりますし、おもしろイベントもちょこちょこやっております。
我々のYouTubeチャンネル「はみでかけのレイディオ」では、そんなサロンの会員限定コンテンツの冒頭を公開しておりますので、是非ご覧くださいまし。
▶︎【サロン限定冒頭公開】苫米地英人式 IQ爆上がりトレーニング
ちなみに、わがはいは今これを“はみラジ海外最強合宿in台湾”の合間に書いておりますw
そんなわけで、苫米地氏の有料教材を餌にこっちのサロンへ誘導する、という我田引水的な締め方になってしまいましたが、今回ご紹介したオールライフコーチングプログラムと併せておすすめですよ、というテイにしておきたいと思いますww
今回は以上です。
もっと苫米地氏の有料教材に関する記事が読みたい方は、こちらの記事もご覧くださいまし。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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