苫米地英人氏が語るホメオスタシスを味方にして夢を叶える方法を実践してみた結果

どうも、たまけん(@CEOsamohan)です。

今回は「苫米地英人氏が語るホメオスタシスを味方にして夢を叶える方法を実践してみた結果」というタイトルで、

こういった話を、実体験に基づいた短めなコラムニュアンスでお送りいたしまする。

それでは早速元気にまいりましょう！

苫米地英人が語るホメオスタシスとは

コーチング理論における“ホメオスタシス(=恒常性維持機能)”とはなんぞや、みたいな話は以下の記事にも書いたのでだいぶ端折りますが、

▶︎コンフォートゾーンの作り方の要約｜苫米地英人の著書をウルトラポップにレビューしてみた
(別記事が別タブで開きます)

「人間は暑い時に汗いて体温調節したりするよね」のような、細胞が生命活動を維持する上で極めて重要なフィードバック機構。これが一般的なホメオスタシス(=以下ホメオス)の定義であり、それを苫米地氏は、

「我々の脳と心にもホメオスが働いてるんやで！」

つまり、

「物理だけじゃなく情報空間上にもホメオスが存在するんやで！」

という話をしておられると。
(正確には“物理空間が情報空間の一部”という順番)

脳や心、自我やセルフイメージのようなものを“内部環境”と呼ぶことにすると、その内部環境を一定に保とうとする機能があって、それは生体レベルのホメオスと同じく無意識領域であるからして、意識でそれに抗うのは難しいですよと。

めっちゃポップに言うと、

「ホメオスによって、あなたの夢や目標達成が邪魔されてますよ！」
「あなたの夢や目標が叶わないのは、あなたの無意識のせいですよ！」

ということなわけですねw

じゃあどうしたらいいかと言えば、

「ホメオスタシスを味方につけたら最強になれますよ！」
「無意識の力を使えば簡単になりたい自分になれるのです！」

という話が展開されて、そのためには、つまり無意識に介入するためには、なるべく強い“変性意識”状態に自分を導いてあげて、その上で自分の脳と心に働きかけるのがめっちゃ効果的ですよと。

例えば、ヨガとか仏教に登場するいわゆる“悟るための瞑想”というのは、その瞑想法を学ぶ前に“呼吸法”をマスターしなさい、と言われますが、それは呼吸からアプローチするのが最もホメオスタシスに介入しやすいから、なわけです。

心臓や肺の運動というのは無意識領域、かつめちゃくちゃバイタルな機能である、にも関わらず肺の運動は誰でも簡単に意識によって介入できるから、ですね。

わがはいが苫米地氏にハマりまくってた頃は、この理論にならって、呼吸法はもちろんのこと、強い変性意識状態になるための本当にありとあらゆる方法を試しました。具体的にはここに書けないような方法も含めw

例えば、オウム真理教の麻原彰晃氏は“LSD”を使って信者を洗脳してたわけで、つまりその分だけ洗脳技術が低かったんだと思いますけどもw、まあそういう薬物を使ったりすれば、誰でも簡単に自我を書き換えることは可能です。

マジックマッシュルームでもそこそこ効果あり、でも大麻程度だとほぼ無理。

とまあこの手の話は一旦置いときましょうww

大事なのは、そういうチート技を使うことなしに、自力で自我を書き換えることができるのかどうかですよね。

ヨガの達人には自力で心拍数や体温を変えられる人がいますが、それほどまでに脳と心のコントロールに熟達してる人であれば、現実的に自力で自在に自我を書き換えることは可能かもしれません。

ですが、ほとんどの人はそんなことできるはずがありませんねww

「アファメーションなどの内部表現書き換え技術は意味ない！」

と言ってるのではありません。むしろみんなもっとこの辺を勉強したほうがいいとさえ思ってます。

ただ、これ一撃で人生が好転するような希望を持ってしまうと、どえらいドツボにハマって人生を棒にふることになりますよ、という話。もちろん実話ですww

▶︎アファメーションは意味ないのか？そのメカニズムと正しいやり方
(別記事が別タブで開きます)

コンフォートゾーンを変えて人生を変える方法うんたら

そもそも、コーチング理論におけるホメオスタシスというのは、おそらく脳の神経活動におけるホメオスタシスのことを指している、つまりは脳のエネルギー代謝の調節機構の一部のことを言うとるわけです。

シナプスとかニューロンとか聞いたことあると思うんですけども、そういった脳の神経活動というのは電気的なやり取りなわけで、内部表現を書き換えるということは、いわばその電気回路の配線をイジることに等しいわけです。

例えば、喫茶店に行ってコーヒーを飲むか紅茶を飲むかという選択に迫られた時、普段からよくコーヒーを飲む人は当然コーヒーを選ぶ確率が高いわけですが、

それは過去にコーヒーを選択してきたその習慣によって、その人の脳の電気回路は、紅茶を選択する抵抗値よりもコーヒーを選択する抵抗値のほうが遥かに低い状態になってる、みたいなイメージ。
(その回路に電流を流せば流しただけ抵抗値が下がるようにできてる)

もちろん、無理やり紅茶を選ぶことはできますが、抵抗値が高いほうに電流を流そうとすると、その分だけ電圧をかけないといけないし、めっちゃ発熱もすると。

で、それを止めようとする働きこそが、ホメオスタシスの正体だと思うんですよね。

つまり、この抵抗値を変更すること＝内部表現の書き換えなわけで、コンフォートゾーンを変えて夢や目標を叶える方法であると。

じゃあどうすれば、最も簡単にこの抵抗値を変えることができるのか。

経験的に考えてみると、当たり前の結論に行き着きます。

環境設定や締切設定をすること。

どう考えてもこれが最も簡単かつ強烈な方法ですww

みたいなことですね。人間は環境の奴隷とはよく言ったものです。

例えば、どうしても気が乗らないタスクがあったとして、その目の前のタスクを完了させるために、1人で目を瞑ってアファメーションをしてもあんまり意味ないですよねw

「そんなんええから、はよ仕事しろよ！」

と周りから突っ込まれるだけ。そうではなく現実的な締切設定をしてしまえばいい。あるいは締切が近づいてくるまで待てばいい。そうすれば自然と、

「そろそろ頑張らんとやばくね！？」

と勝手に手が動き始めるはずです。しかも電流が流れれば流れるほど抵抗値は小さくなっていくので、実際にその行動をすること、つまりその回路に電流を流すことで、今後の抵抗値も下がる、一石二鳥と。

これが習慣化の威力であり、中村天風氏が「習慣化は第二の天性」と呼ぶ理由。

わがはいが常々「実践することが一番のアファメーションになる」と言ってるのはこういうわけですね。

もっとポップな例でいうと、全然お風呂に入る習慣がない人がいるとして、

「毎日お風呂に入れる自分になりたい！」

と思ってるとして、そのためにその子が真剣にアファメーションしようとしていたらどう思いますか？

「いや、それする暇あるんやったら今すぐ風呂入れってw」

と思うのではないでしょうかw

つまり、そもそも順番が逆なのです。

我々はどうしても自らの意志で全ての選択や行動をしてると思いがちですが、実際のメカニズムというのは、思考や行動よりもまず先に電流が流れて、その結果を後から正当化してるだけなわけです。

今からお風呂に入るか入らないかは、自分の意志で決めてることじゃない。過去の自分の選択の積み重ねによって、すでに確率的に決定されてるわけです。

具体的にいうと、先に“お風呂に入らない”という方の回路に電流が流れてから、

と頭の中でこねくり回し、その選択が正しいと思い込みにいく、という順番なわけですw

あなたが今日も明日も明後日もお風呂に入るのは、アファメーションした結果ではありません。

過去のあなたが、毎日お風呂に入ってきたからですww

つまり過去の行動の積み重ね＝習慣によって、今のあなたのセルフイメージが作られている。

アファメーションが意味ないとは言わないけど、それと同じかそれ以上に大切なのが、行動の積み重ねであることは間違いありません。

意志力だとか根性だとかメンタルだとかそういう話ではありません。そんなしょっちゅう変化するあいまいなパワーに左右されることなく、未来の自分が行動できるような環境や締切を“自分で設定する能力”こそが大切。

つまり、脳内の電気回路の抵抗をイジりたければ、外から刺激を与えるのが一番早い、というわけです。

うつ病の人に大金渡したらうつ病治るのと同じですねwww

にも関わらず、例えば“自由な人生”を志してネットビジネスしてる個人の多くは、意志力とか根性とか努力とか、なぜかそっち方向に頑張ろうとします。

その上で、自分よりも頑張ってる人を見てはダメージ負ってみたり、サボってしまったり継続できなかった自分をセルフサービスで責めてみたりし、どんどん元気をなくしてメンタルが不健康になっていく。

「なんで俺はこんなに自律心がないんや…」
「他の人はもっと頑張ってるのにどうして私は…」

ってな塩梅で、メンタルの上下と事業の進捗が悪い意味でシンクロしてる。

敢えて厳しい言い方をしますが、そんなやり方で安定するわけないし、収益伸びるわけないし、一生積み上がるわけがありません。

視点そのものを変えるべきなのです。

個人で仕事をするということ、あるいは会社を経営する側に回るということは、自らの力で環境設定をする側に回るということです。

会社員だったら会社が環境設定してくれるし、学生だったら学校がしてくれるけど、個人で生きていくならば、それを自分起点でセルフでやる以外に方法はありません。経営者だったらそれを適切に従業員に対して施さなければなりません。

それが嫌なら独立や起業なんてするもんじゃありません。

とサルトルが言ったように、もちろんそんな意味では言うてないですけどもw、自由な人生というのは茨の道、一寸先は虚無です。自分軸とかいう言葉が流行ったりもしてますが、自分軸で生きていくというのは、他人軸で生きていくよりもハードモードなわけです。

「当たり前やん！だからええんやんけ！w」

と思える人は、間違いなく上手くいきます。

その上で、わがはいが盛大に引っかかったトラップにどうかつまずかないで欲しい。

実存は本質に先立つ

ならぬ、

実践はアファメーションに先立つ

この精神で、元気に爽やかに自由な人生を謳歌して欲しいなと思いますww

コンフォートゾーンを抜け出す方法については、こちらの記事をご覧くださいまし。

▶︎「コンフォートゾーンから抜け出すのが怖い」そんな時の立ち振る舞いこそ大事説
(別記事が別タブで開きます)

まとめ

というわけで、「苫米地英人氏が語るホメオスタシスを味方にして夢を叶える方法を実践してみた結果」というタイトルでお送りしてきました。

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というわけで今回は以上です。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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